分科会賞は、将来(一社)日本運動・スポーツ科学学会及び国際健康・スポーツ分科会で活躍することが期待される研究者を対象として、研究発表者の中から選考し、表彰します。
『The effect of lesson observations by other teachers on Lesson Study promotion and collegiality: A case study of Peruvian physical education teachers』
Tomoya Shiraishi(National Sports Council of Tanzania)
演 題:『体育における外国人保護者の関与を促すCulturally Responsive Communicationに関する教師教育の可能性』
発表者:戸村貴史(福山大学)
『聖心会における学習の精神と指導要領』(第12版)における体育思想に関する一考察:ローマ教皇ピオ十二世の声明を手がかりとして』
苫米地里香(札幌聖心女子学院)
演 題:『スポーツの多様な価値観の醸成を企図したパラリンピック教育の効果に関する事例研究:人々の交流を視座に据えた中学生と幼稚園児の交流活動を中心にして』
発表者:冨岡宏健(広島大学附属三原中学校/広島大学大学院)
優秀論文賞は、「スポーツと開発」(前年度発刊)に掲載されたすべての論文の中から選考され、優れた論文を対象として贈呈されるものです。2021年度「スポーツと開発」Vol.1の発刊にともない、分科会賞の1部門として新たに設置された賞です。
『後発開発途上国における障害者スポーツ政策の変容に関する研究:ラオス人民民主主義共和国に着目して』
遠藤華英(同志社大学)
奨励賞は、当該年度の分科会大会において優れた発表をした者に授与されるものです。2015年度から2021年度までは奨励賞のみでしたが、2022年度より分科会賞の1部門として奨励賞が新たに位置づけられることとなりました。
演 題:『「スポーツ国際開発学」授業の効果の検証:海外志向性及びSfDに関する基礎知識に焦点を当てて』
発表者:白石智也(広島文化学園大学)
演 題:『保健体育科におけるパラアスリートの映像資料を用いた授業実践に関する研究:高校生の身体障害者に対するイメージに着目して』
発表者:松本佑介(広島大学大学院人間社会科学研究科)
演 題:『オリンピック・パラリンピック教育の継続的な実施に向けた課題の検討:X県におけるオリンピック・パラリンピック教育推進校を事例として』
発表者:藤島廉(広島大学大学院)
演 題:『選択授業におけるパラスポーツの導入実践に向けて-東京オリンピック・パラリンピックを契機に-』
発表者:重元 賢史(広島大学附属中・高等学校)
演 題:『近年のペルーにおける学校体育開発の動向:ナショナル・カリキュラムの改定にあたって』
発表者:久我 アレキサンデル(愛知県立大学)
演 題:『開発途上国における体育教員向け研修会の実施検討:ウガンダ共和国を事例として』
発表者:白石 智也(広島大学大学院教育学研究科)
演題:『ザンビアの体育に関する研究:学校体育と体育教員養成事情を中心に』
発表者:横田 知佳(広島大学大学院)
演題:『ウガンダの中等教育段階における学校体育の実情に関する研究』
発表者:丸田 慶彦(広島大学大学院)
演題:『ホームレスサッカープログラムの中長期的な変化プロセスに関する研究:Homeless World Cupミラノ大会・パリ大会から現在まで』
発表者:中田 彩仁(一橋大学大学院)
演題:『主体的能動的身体活動をベースとしたスポーツ振興と都市活力に関する研究』
発表者:中井 次郎(関西大学)
演題:『ラオスにおける「開発のためのラグビー」:Pass It Backを事例として』
発表者:向山 昌利(びわこ学院大学)
(一社)日本運動・スポーツ科学学会国際健康・スポーツ分科会
分科会賞規程
(目的)
第1条 (一社)日本運動・スポーツ科学学会国際健康・スポーツ分科会(以下「本分科会」)は、会員の研究活動を奨励するため、「国際健康・スポーツ分科会賞」(以下「分科会賞」)を設ける。
(分科会賞の種類)
第2条 分科会賞は、次の2部門とする。
1.「スポーツと開発」 優秀論文賞
2.奨励賞
(賞の対象)
第3条 「スポーツと開発」 優秀論文賞(以下「優秀論文賞」)は、「スポーツと開発」(前年度発刊)に掲載されたすべての論文の中から選考するものとする。
第4条 奨励賞は、当該年度の分科会において優れた発表をした者に授与する。
(表彰内容)
第5条 表彰内容及び件数は、次のとおりとする。
1.優秀論文賞(賞状、副賞)1件以内
2.奨励賞(賞状、副賞)2件以内
(選考委員会)
第6条 本分科会内に、優秀論文賞選考委員会と奨励賞選考委員会を置く。
第7条 各選考委員会の委員は、原則として本分科会理事6名以内で構成する。また、若干名の委員を追加することができる。
第8条 優秀論文賞選考委員会および奨励賞選考委員会の委員長は会長が指名する。
第9条 委員長の任期は1年とする。
第10条 各委員は、各委員長が指名する。
第11条 各委員の任期は1年とする。
第12条 優秀論文賞選考委員は、「スポーツと開発」(前年度発刊)に掲載された筆頭筆者は含めないものとする。
(各賞の選考方法)
第13条 各賞の選考方法は、内規に定める。
(選考結果)
第14条 各賞の選考結果は、会長に報告しなければならない。
(受賞講演の義務)
第15条 優秀論文賞の受賞者は、当該年度の分科会大会でその研究内容を講演することを原則とする。
(受賞者の表彰)
第16条 優秀論文賞の表彰は、分科会大会開催期間に行うものとする。
第17条 奨励賞の受賞演題は分科会大会当日もしくは分科会大会翌日以降に分科会ホームページで発表し、受賞者には表彰状と副賞を分科会大会開催期間中に表彰するもしくは郵送する。
(改正)
第18条 本規定の改定・追加・廃止などは、本分科会理事会の承認を得るものとする。
【附則】
1.本規定は、令和4年4月30日から施行する。
令和4年4月30日制定